関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

関西学院大学大学院 現代民俗学 島村恭則研究室

2017-01-01から1年間の記事一覧

長崎県・外海地域の石積みをめぐる生活と文化財化

社会学部 社会学科 倪晨飛目次はじめに第一章 外海地域の概況第二章 様々な石積 1. 宅地や畑の水土流失を防止する―石垣 2. 家や倉庫の壁―石壁 3. 宅の境界を示す―石塀 4. その他の石積構造物第三章 石積の作りと職人 1. 石積の作り方 2. 職人の…

敬供瓶(砂糖瓶)の民俗誌―長崎県における葬送贈答習俗ー

社会学部 社会学科 尾崎聡香 【目次】 はじめに第1章 東彼杵郡第2章 大村市 第1節 TSUBAKIYA 大村店 第2節 cafeshop Fukujudo 第3節 稲田製菓舗 第4節 前田菓子 第5節 森洋海堂 第6節 街の声(大村街角ギャラリー、為永斎場) 第7節 祭壇の実例第3章 諫早市 第…

2016年度卒業式

2016年度卒業式2017年3月18日に、2016年度卒業証書授与式が行なわれ、島村ゼミから20名が卒業しました。また、同日夕刻に、梅田のANAクラウンプラザホテル大阪で謝恩会も行なわれました。

日本民俗学会・京都民俗学会での卒業論文発表

日本民俗学会・京都民俗学会での卒業論文発表日本民俗学会卒業論文発表会(2017年2月12日、神奈川大学)、および京都民俗学会卒業論文報告会(2017年2月26日、キャンパスプラザ京都)で、島村ゼミ生が卒業論文発表を行ないました。発表者、発表タイトルは、…

2016年度卒業論文発表会・社会調査実習報告会

2016年度卒業論文発表会・社会調査実習報告会2017年1月31日に、関西学院大学梅田キャンパスで、2016年度卒業論文発表会・社会調査実習報告会を実施しました。4年生18名による卒論発表、3年生15名による長崎調査報告が行なわれました。本年度の卒業論文の要旨…

古賀植木の消長

社会学部 社会学科 澤山知里目次はじめに第1章 古賀と植木(1)戦前までの古賀植木(2)戦中・戦後の古賀植木第2章 古賀植木の現在と植木業者のネットワーク(1)古賀植木の現在(2)植木業者のネットワーク結び追記謝辞参考文献 はじめに 今回、調査を行った長崎県…

祭礼における芸能伝承の動態性 ―長崎くんち・西古川町「角力踊り」の事例から―

社会学部 社会学科 杉谷優奈目次 はじめに 第1章 長崎くんちと西古川町 第2章 西古川町の「櫓太鼓」 1.起源 2.伝承の断絶と復活 第3章 中尾地区の「角力踊り道中囃子」 1.起源 2.伝承の継続 第4章 西古川町と中尾地区 1.伝承の危機と克服 2.「角…

樺島のからすみ-来歴と現在-

社会学部社会学科 北口ゆりな 【目次】 はじめに 第1章 樺島と漁業 第1節 樺島の概況 第2節 樺島の漁業 第3節 樺島とボラ 第2章 平野屋 第1節 来歴 第2節 からすみの広がり 第3章 からすみ本舗小川水産 第1節 来歴 第2節 加工技術 第3節 からすみの現在 結び…

さだまさしをめぐるFAN・FOLKLORE の民族誌―長崎市でのフィールドワークから―

社会学部 社会学科 藤原和香 【目次】 はじめに 1. 長崎とさだまさし 1.1 さだまさしさんの生い立ち 1.2 さだまさしさんの長崎における活動 1.3 長崎、ファンのさだまさしと取り組みに対する反応 2. 自由飛行館 2.1 自由飛行館を訪れた人々への聞き取り調査 …

浮立踊をめぐる伝承と実践―長崎県大村市における寿古踊・沖田踊・黒丸踊の事例から―

社会学部 社会学科 爲数美智【目次】 はじめに第一章 寿古踊・沖田踊・黒丸踊第一節 郡地区と踊り 第二節 寿古踊 第三節 沖田踊 第四節 黒丸踊第二章 戦争と寿古踊・沖田踊・黒丸踊第一節 戦時下における大村 第二節 寿古踊 第三節 沖田踊 第四節 黒丸踊第三…

義肢職人の語りと心意―系譜・技術・アイデンティティー―

社会学部 社会学科 榎木優里子目次序第1章 職人集団の系譜1.長崎有薗義肢製作所2.長崎かなえ第2章 義肢職人の技術1.職人への志向2.師弟関係と国家資格化3.製作過程第3章 義肢職人のアイデンティティ1.環境2.技術3.コミュニケーション結び謝辞参考文献 参考UR…

コーヒーの人生〜中島洋彦氏と観光コーヒー農園『スコーコーヒーパーク』〜

社会学部 社会学科 秋山千晶目次 はじめに 1.生い立ち 2.スコーコーヒーパーク 3.舞台と絵画 (1)舞台 (2)絵画 結び 謝辞 注 参考資料一覧 はじめに 江戸時代初頭、鎖国時代の唯一の玄関口であった長崎県の出島がコーヒー伝来の地である。この長…

真珠養殖をめぐる技術の伝承と交換 −長崎県の事例から−

社会学部 長岡優奈 目次 はじめに 第1章 長崎県の真珠養殖 1.長崎真珠、真珠養殖について/園田真珠店 2.長崎県真珠養殖漁業協同組合 3.深江真珠 4.あこや貝種苗センター 5.一般的な養殖技術 第2章 漁場ごとの技術伝承 1.漁場ごとの利害関係に…

活版の消長―神戸をフィールドとして―

活版の消長―神戸をフィールドとして― 佐野友莉香【要旨】本研究は、現在の日本においてほんのわずかとなった活版印刷と、年々増加する経営難から廃業する印刷所について、神戸をフィールドに、その技術が辿った消長の流れに個性を発見することを目的とした。…

神社の移転と祭りの変化 ―京都市・淀の事例―

佐藤 あかね【要旨】本研究は京都市伏見区淀本町にある與杼神社の秋季祭「淀祭り」を対象に、祭祀圏をフィールドに実地調査を行い、淀祭り・神輿渡御を構成する諸団体の時代による変化と変遷を記述したものである。本研究で明らかになった点は、次のとおりで…

柳ヶ瀬と映画‐映画と人びとをめぐる都市民俗誌‐

柳ヶ瀬と映画‐映画と人びとをめぐる都市民俗誌‐ 廣瀬彩乃 【要旨】 本研究は、岐阜県柳ケ瀬をフィールドに実地調査を行うことで、柳ケ瀬の形成、柳ケ瀬と映画館、人びとにとっての映画という存在を明らかにした。本調査で明らかになった点は、次の通りである…

染色補正師の技と芸―シミ抜き・直しと抜染絵画―

染色補正師の技と芸―シミ抜き・直しと抜染絵画― 高原由衣 【要旨】本研究は染色補正師の抜染絵画について、京都・九州をフィールドに実地調査を行うことで、抜染絵画を明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は以下の通りである。1、染色補正師と…

水上市場の民俗誌ー大和高田市・池ノ側公設市場の事例ー

坂口一馬【要旨】 本研究は奈良県大和高田市をフィールドに調査を行い、池ノ側公設市場について記述したものである。 本研究では1996年に取り壊されるまでの池ノ側公設市場の発展と消滅について明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は以下…

萬弘寺の市と浜の市―大分における市の伝承―

萬弘寺の市と浜の市―大分における市の伝承― 渡邉紫帆【要旨】 本研究では、大分県の、萬弘寺にて行われる萬弘寺の市、柞原八幡宮にて行われる浜の市、以上2つの市の歴史やかつての市の賑わいの様子から、昔と現在の市の役割や交易の変化を明らかにする。本研…

「日本デンマーク」の消長 −愛知県旧碧海郡地域の農村と農業ー                        

加藤佐代子【要旨】 本論分は、愛知県旧碧海郡をフィールドに、「日本デンマーク」について文献および現地調査を行うことで、「日本デンマーク」と人々の関わり方を明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は、次のとおりである。1. 近代以前の碧…

フィンランド人宣教師の宗教・生活誌―西宮南ルーテル教会をフィールドとして―

【要旨】 本研究は兵庫県にある西宮南ルーテルキリスト教会をフィールドに、日本におけるフィンランド人宣教師の宗教・生活世界を明らかにしたものである。 本研究では、フィンランド人宣教師で、初期の日本での開拓伝道に尽力した、ヨルマ・ピヒカラ師、そ…

土の霊力と土地の神―土をめぐる信仰の民俗誌―

土の霊力と土地の神―土をめぐる信仰の民俗誌― 山根琴代 【要旨】 本研究は、土に関する信仰について事例を集め、それらを「土の霊力に対する信仰」と「土地を守護する神への信仰」の2つに分類したものである。本研究で明らかになった点は次のとおりである。…

葛城修験の宗教民俗誌

葛城修験の宗教民俗誌芝野さくら【要旨】 本研究は、葛城修験の歴史・宗教実践について、犬鳴山七寶瀧寺、犬鳴山修験道をフィールドに実地調査を行うことで、葛城修験の衰勢や復興の歴史、その中で功績を残した人々、犬鳴山修験道で実践される葛城修験の現状…

「腕守り」の民俗誌

【要旨】 本研究は、兵庫県播州地域をフィールドに、播州の人々とそこで行われる秋祭り、また秋祭りで使われる「腕守り」というお守りとの関係について調査を行い、腕守りの広がりや変化の経緯、そこに介在する播州の人々の祭りへの思いを論じたものである。…

婚姻仲介の民俗学

婚姻仲介の民俗学辻井理夏子 【要旨】 日本では古来より、婚姻の際に、男女の間に立って仲をとりもつ婚姻仲介人が存在し、主に「仲人」や「世話役」と呼ばれている。本研究では、婚姻仲介人について、大阪府と三重県をフィールドに実地調査と文献調査を行な…

歴史の発見と祭りの再構築―貝塚市・櫛まつりの事例から―

歴史の発見と祭りの再構築―貝塚市・櫛まつりの事例から―門谷真衣【要旨】 本論文は貝塚市においておよそ80年ぶりに開催された櫛まつりを例として、歴史の発見をきっかけに櫛まつりが再構築されるまでの一連の流れおよび櫛まつりと櫛職人との関わりについて…

加賀鳶梯子登りの芸能民俗誌−秘伝・マニュアル・個別性−

【要旨】 「加賀鳶はしご登り」とは、江戸時代に火消が火災現場で高いはしごを立て、頂上から火事の状況や風向き、建物の状況を確かめたことに始まり、さらには高所での作業を行うための訓練、度胸勇気をつけるためにも行われたと言われている。現在は27種の…

開発と竹林―千里地区の事例から―

開発と竹林―千里地区の事例から― 山崎晴香【要旨】 本論文では大阪府の千里丘陵をフィールドに実地調査を行い、昭和30年代千里が開発される前までコメの栽培が難しいこの地で収入源となっていたタケノコおよびそのもととなる竹林が開発による大きな減少を経…

長浜の「蛇の舞」—雨乞い儀礼から芸能へ—

佐久間祐希 【要旨】 本研究は、滋賀県長浜市永久寺町をフィールドに、「蛇の舞」を継承する「蛇組」を主な調査対象として実地調査を行うことで、その起源、そして一つの雨乞いが芸能へと昇華されていくまでの過程を明らかにしたものである。本研究において…

蔵の民俗誌―大阪市鶴見区旧古宮村の事例―

【要旨】 本論文は、大阪市鶴見区旧古宮村をフィールドとして、この地域一帯における旧農家の蔵について聞き取り調査を行うことで、農家であった頃の水路を利用する日常生活と、その暮らしの中での蔵への関わり方について記述したものである。本研究で明らか…