関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

関西学院大学大学院 現代民俗学 島村恭則研究室

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

酒場の人生 ─キャバレー「グランドサロン十三」社長 松崎良一氏のライフヒストリー─

社会学部 大谷加玲【要旨】 本研究は大阪にある、或るキャバレーを対象に、その社長のライフヒストリーを通してキャバレーの世界とはどのようなものであるかを明らかにしたものである。明らかにしたのは以下の通りである。 1.キャバレー発祥とその経緯 ルー…

尼崎の公衆浴場ー創業者の出身地による系列に着目してー

社会学部 仲久保岳【要旨】 本研究は、兵庫県尼崎市で経営されている公衆浴場の創業者の出身地に着目し聞き取り調査、また文献調査をを行うことにより、尼崎の公衆浴場の全体図を明らかにしたものである。 本研究で明らかにしたのは次のとおりである1.【尼…

民謡会の成立と展開ー名古屋市・中村民謡会の事例ー

【要旨】 本研究は、愛知県名古屋市・中村民謡会をフィールドに実地調査を行うことで、中村民謡会の成立に至る経緯から転機、今後の展望を明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は、以下のとおりである。1.中京地区への津軽民謡・津軽三味線の訪…

観光地「猊鼻渓」の発見と展開ー岩手県一関市東山町長坂の100年ー

社会学部 尾崎聡香 【要旨】本研究は、岩手県一関市東山町長坂に位置する猊鼻渓をフィールドに、実地調査を行うことで、観光地としての「猊鼻渓」の発見と今日までの展開を明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は、以下のとおりである。 1.明…

シュロをめぐる民俗誌ー和歌山県海南市・有田川町における事例ー

社会学部 米田一揮 【要旨】 本研究は和歌山県海南市・有田川町を調査地域として、シュロ利用の歴史およびシュロをめぐる人々の生活と蓄えられた知識を文献資料および聞き取り調査の結果をもとにしてまとめたものである。 本研究で明らかになったことは以下…

説教の消長―「節談説教」の発見と展開―

社会学部 榎木優里子【要旨】本論文は、浄土真宗で行われる「説教」を、どのような人たちが、いかなる考えや欲求を持って関わり、実践してきたのかを、文献調査と聞き取り調査によって明らかにしたものである。 本研究で明らかになったことは次のとおりであ…

だんじりへのこだわりと継承への思い―西宮市名塩の事例から―

社会学部 長岡 優奈【要旨】 西宮市名塩(木之元町・東之町・山之町・北之町・中之町・南之町・西之町・大西町)をフィールドとした本研究において、名塩がだんじりを8台所有することになった経緯やその存続の意義、時代の移り変わりによる環境変化への対応…

饅頭からラーメンへ ―播州・西脇のラーメン史―

【要旨】 本研究は、兵庫県西脇市や多可郡に存在する「播州ラーメン」について、その発祥やそれを取り巻く環境、および現状について焦点を当てて現地調査を行い、その内容を明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は、以下のとおりである。 1.西…

「大阪木材商三講」の民俗誌―舞台講・伊勢講・伊太祁曽講―

社会学部 澤山 知里【要旨】本研究は、大阪府で材木業を営む人々である大阪の木材商が形成・維持してきた「大阪木材商三講」について、大阪府にある業者や三講に関係する寺社をフィールドに実地調査を行うことで、各講の特徴とそれらの関係性や役割を明らか…

商家と文化―堺・大澤徳平商店と湊焼・堺能楽会館―

社会学部 北口ゆりな【要旨】本研究は、唯一の個人経営である堺能楽会館で実施調査を行い、オーナーの大澤徳平氏にお話を伺うことで、堺の商家として大澤家が所有していた文化が湊焼や能楽堂の創出にどのように関わっていたのか、また堺能楽会館が創設されて…

能勢の浄瑠璃―竹本井筒太夫派の事例―

社会学部 社会学科 秋山千晶【要旨】 本研究は、能勢の浄瑠璃における「おやじ制度」という継承制度について、能勢の浄瑠璃4派の1つである井筒太夫派を例として挙げ、井筒太夫派の地域(能勢町山辺地区、宿野地区、片山地区)をフィールドに実地調査を行うこ…

カワコ伝承と「福河童大明神」―隠岐の島町西郷の事例―

カワコ伝承と「福河童大明神」―隠岐の島町西郷の事例―藤原和香【要旨】 本論文は民間伝承が、伝承者によって、再編され、繁栄・衰退する経緯と流れを、島根県隠岐郡隠岐の島町西郷のカワコ伝承「唐人屋河童伝説」を具体例として調査したものである。本調査で…

祭りと「唄の力」―高砂市曽根天満宮秋祭りの事例から―

社会学部 渡邉 晴菜【要旨】 本研究は、高砂市曽根天満宮秋祭りの一ツ物や竹割りの神事、屋台練りに焦点を置き、地域住民と祭りの関わりや独特な組織、そして祭りと「唄の力」の関係について明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は、以下のとお…

西宮市における修験道 −神光寺と不動寺−

社会学部 福島 聖也 【要旨】 本研究は、兵庫県西宮市における2つの修験道寺院、神光寺(上ヶ原)と不動寺(山口町)をフィールドに実地調査を行う事で、西宮における修験道について、時代の変遷に伴って起きた変化や再生、現在における修験道寺院の展開と機能…

巡礼習俗の誕生と観光化 −中国•舟山群島普陀山•洛迦山の事例−

社会学部 倪 晨飛 【要旨】 本論文では、中国浙江省普陀洛迦山山をフィールドし、観音修道の最初道場としての洛迦山そして普陀山を中心に、舟山全域に至るまで、観音思想の形成、拡大、日常生活との融合をめぐって、調査を行われた、普陀洛迦山の観音信仰に…

神社と工芸―筥崎宮と博多曲物―

社会学部 爲数 美智【要旨】 本研究は、福岡県福岡市東区馬出に古くから伝わる博多曲物について実地調査を行なうことで、今まで様々な媒体のなかで語られていた博多曲物と筥崎宮との関係性について脱文脈化されていた部分や、時代と共に減少していった博多曲…

樺島の漁村社会

社会学部社会学科 米田一揮目次 はじめに 第1章 樺島の歴史 第2章 現在の樺島の様子 第3章 島民の語り 第1節 Aさん 第2節 荒木伊久男さん 第3節 荒木壽さん 第4節 Bさん 第5節 木下光廣さん 結び 謝辞 参考資料一覧はじめに 今回の社会調査実習で調査を行っ…

ゆうこうの「発見」―長崎県土井首・外海の事例−

社会学部 社会学科 浅野 裕 目次はじめに 第1章 土井首地区における「発見」 第1節 ゆうこうの「発見」以前 第2節 ゆうこうの発見 第3節 ゆうこうへの愛第2章 外海地区における「発見」 第1節 ゆうこうの「発見」以前 第2節 ゆうこうの「発見」 第3…

ハイヤ節は誰のものか ー長崎・樺島半島における民謡の衰退・再発見・保存ー

社会学部 川島圭司 【目次】 はじめに 第1章 ハイヤ節とは何か 第2章 樺島とハイヤ節 第3章 ハイヤ節の再発見 第4章 保存会と現状 むすび 謝辞 参考資料 はじめに 日本には多くの民謡が今もなお保存・継承がなされている。その土地に暮らす人々の日常の…