関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

関西学院大学大学院 現代民俗学 島村恭則研究室

2017-01-30から1日間の記事一覧

活版の消長―神戸をフィールドとして―

活版の消長―神戸をフィールドとして― 佐野友莉香【要旨】本研究は、現在の日本においてほんのわずかとなった活版印刷と、年々増加する経営難から廃業する印刷所について、神戸をフィールドに、その技術が辿った消長の流れに個性を発見することを目的とした。…

神社の移転と祭りの変化 ―京都市・淀の事例―

佐藤 あかね【要旨】本研究は京都市伏見区淀本町にある與杼神社の秋季祭「淀祭り」を対象に、祭祀圏をフィールドに実地調査を行い、淀祭り・神輿渡御を構成する諸団体の時代による変化と変遷を記述したものである。本研究で明らかになった点は、次のとおりで…

柳ヶ瀬と映画‐映画と人びとをめぐる都市民俗誌‐

柳ヶ瀬と映画‐映画と人びとをめぐる都市民俗誌‐ 廣瀬彩乃 【要旨】 本研究は、岐阜県柳ケ瀬をフィールドに実地調査を行うことで、柳ケ瀬の形成、柳ケ瀬と映画館、人びとにとっての映画という存在を明らかにした。本調査で明らかになった点は、次の通りである…

染色補正師の技と芸―シミ抜き・直しと抜染絵画―

染色補正師の技と芸―シミ抜き・直しと抜染絵画― 高原由衣 【要旨】本研究は染色補正師の抜染絵画について、京都・九州をフィールドに実地調査を行うことで、抜染絵画を明らかにしたものである。本研究で明らかになった点は以下の通りである。1、染色補正師と…