関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

関西学院大学大学院 現代民俗学 島村恭則研究室

2011-02-10から1日間の記事一覧

ムラサキの運行を支えた鉄道員−小樽、国鉄貨物輸送の歴史−

郄山斉明はじめに北海道初の鉄路として1880年11月に、手宮−札幌間が開業。これが小樽における鉄道の歴史、手宮線の始まりである。開通当初、鉄道輸送の主な目的は道央で産出される石炭の輸送であった。そして、のちに道内有数の炭鉱幌内まで延伸された…

会費で成り立つ結婚式

冨田歩 序章 北海道と冠婚葬祭 「会費制結婚式」の存在を知っているだろうか。北海道ではごく当たり前に行われている結婚式である。北海道は明治時代になって屯田兵により開拓された地域で、北海道民の祖先の多くは、明治時代から大正時代にかけて日本全国の…