関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

関西学院大学大学院 現代民俗学 島村恭則研究室

2012年度3回生 ゼミ活動の報告

 皆さんこんにちは。
 2012年度島村ゼミ3回生の最初のブログです。この度ゼミのブログ担当になりました菰方育美(こもかたいくみ)と申します。皆様へのゼミの報告とともに、ゼミ活動の記録としてゼミ生にとってもよりよいものになるよう励んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。
今年度のゼミ生は男性3名、女性8名の計11名です。
 さて、最初のブログということでゼミの現状を報告します。6月も中旬になり、先日には梅雨入りも発表され、蒸し暑い季節となってまいりました。その暑さに伴ってゼミ生も最初の緊張は大分解け、ゼミ生間の距離も縮まり、民俗学に対して熱くなっている今日この頃です。春期休暇中の先生による民俗学研究のレクチャーや課題図書の学びから、民俗学について少しずつ見えてきて、さらにどのように自分の研究を進めていくかを掴んできつつあります。先生の空間構造を重視し、地図を多用するレクチャーはそのような学びや研究をしたことのない、特に私にとっては未知の土地のことでも空間構造・景観・地層が目に見えるように分かり、大変面白いです。
 現在の状況としてはゼミ生皆が自分の研究テーマを選定し、研究発表も半分終了した段階です。発表が進むにつれて、それぞれが少しずつ研究発表の仕方を学びつつあります。その中でも1番大きなこととして、“ある地域を研究する時にはポイントや自分が訪れた場所と地図を一致させて、空間構造を捉える事が大事”ということを学びました。
 今期は地元のことを研究するゼミ生が多く、発表を聞く側としては大変興味深く、個々人が切磋琢磨している状況です。(ゼミ生11名中9名が地方出身で下宿生です。)
 今後さらに11名皆が自分や個性を出しつつ、まとまり、意義ある濃い時間をつくりだしていけたらなと思います。どうぞよろしくお願いします。

 最後に1月29日に行われたゼミコンの模様をお伝えします。十三にある沖縄料理の居酒屋「平八」さんにて行われました。沖縄独特の料理が次々と出てきて、その度に先生の解説を受けながら、それぞれの距離を縮める有意義な時間を過ごしました。個人的には落花生で作った「ジーマーミー豆腐」が気に入りました。ゼミ生それぞれがお酒の席で心を開放し、打ち解けることができた会になりました。