関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

関西学院大学大学院 現代民俗学 島村恭則研究室

徳島巡検一日目

5月14日、15日の1泊2日で徳島に巡検にいってきました。

2011年度島村ゼミがスタートして初めて巡検でした。

水都大阪が言われていますが、徳島も古くから水都として栄えた歴史があります。

城下町としてはもちろんですが、所々大阪と類似した点が見られます。

例えば水都ならではの地名など。

近場でかつフィールドワークのスタートアップとしてもわかりやすい構造である徳島を

最初のフィールドとして先生が選んだのはそういう理由です。



14日の日程
 
 9:10 神戸出発徳島へ
 午後   眉山頂上
      モラエス
      阿波踊り会館
      昼食
      城山
      自由行動
20:00 阿波踊り鑑賞
21:00 夕食

15日の日程

 9:15 文化の森へ
10:00 着後、鳥居龍蔵博物館、徳島市立博物館見学
16:30 徳島発神戸へ



では、一日目から振り返って行きましょう。




眉山ロープウェー

眉山ふもとの寺町

眉山山頂から


モラエス館 

さて、ここでモラエス館とは何ぞやというお話をします。

モラエスは亡き妻の故郷を愛し、徳島で生涯を終えた元ポルトガル神戸総領事です。

妻ヨネの死後、徳島に移り住んだ彼はポルトガルに向けて日本を紹介するような作品を多く残しました。

ここモラエス館では彼の遺品や作品、仕事場の再現などが紹介されています。

徳島市観光協会より一部引用)
モラエス館  徳島市眉山町茂助ヶ原
眉山ロープウェー乗車券で入館無料


阿波踊り会館にて(阿波踊りレボリューション?)

昼食

徳島ラーメン

(私事ですが、「ラーメンと言えば博多」という固定観念を植え付けたい博多人の私からすると

初めて博多のとんこつ以外を挑戦した瞬間でした。)

とんこつ醤油味で麺とスープの絡み具合もGOODでした。

博多に懐かしい麺の固さのオーダーや券売機システムなど、

ここでもラーメン王国と看板が出ている所以がわかりますね。

こってりが苦手な人にはおススメしませんが。


島村ゼミでは“自由時間”とは自然発生的に設けられる、ということを発見しました。

先生が一応「集合」「解散」を伝えるものの

先生のスタイルからなのか

それぞれが身勝手に自分の好奇心と勘で動くという

これから研究していくには重要ですが

団体として行動するにはどうなのか…と言えましょう。

しかし、皆また自然に集まるのでおもしろいですね。


さぁ、次はその自然発生的な自由時間での写真です。

ラジオ塔前で

当日先生が一番盛り上がりをみせた瞬間でした。

こんな所でラジオ体操の起源であるラジオ塔を発見したのです。

最近ホットな話題なようなです。

徳島の秋葉原!ポッポ街にて

お世辞にも活気あるとは言えない落ち着いた通りではあったものの

徳島の秋葉原としてはその確かな存在を確認させられました。

所々で見かけた阿波踊りのアニメチックなポスターも何か関連があるのでしょうか。


夜は阿波踊り会館に再び集合し、皆で阿波踊り鑑賞しました。

会計係の金さんのバイト先の先輩つながりで
なんと割引して頂きました^^

皆で実際に踊ってみました。
なんと、我がゼミから高柳君と山口さんが表彰されることに!


夜はこちらで

徳島市民のゼミ生、西岡さんが予約してくれました!
地鶏を使った揚げ物やお鍋、おいしく頂きました。


解散後は近くの歓楽街を少し見学。

週末ともあって予想以上に賑わっていました。


皆がホテルに戻ると早々と就寝したのは言うまでもなく…


引き続き2日目もご覧ください。